「劇作家女子会!」のこれから〜私達、どうすればセンスよくなれますか?〜

B 小林:次はどうするんですか?
オノマ:この、毎回ゲストの方をお招きしてインタビューをする「劇作家女子会ギ!」の企画を続けていこうと思っています。
あとは、1〜2年に一回くらい、なんかやれたらいいねっていう。
坂本:公演をやりたいとは思ってるんですよね。ただ今後どういう方向で公演をうっていけばいいのか、ということもふんわりとしているので、
それを探しつつ、探している間に色んな人にお話を聞いてみたりしようよ・・・・という企画の第一回目が本日でございます。
オノマ:そこで「ツリメラ」プロデューサーのタクシーさんにお話を伺いたいなと。
坂本:なぜプロデュースしようと思ったか、何をプロデュースしようと思ったのかをお聞きしたいです。
小林:「ツリメラ」みたいなことをやりたいんですか?
坂本:それはちょっと違うかもしれないけど!ちょっと違うかもしれないけど!(大事なことなので2回言いました。)
黒川:私たちも、もちろん劇を見てもらいたいというのはあるんですけれど、女子だけで集まったら面白いよねっていうイベントの比重も大きな企画なので。
前回の公演では劇場をお洒落カフェっぽくして、劇作家女子会メンバーの手作りお菓子を振舞ったりしたんですね。
小林:それはお客様を女子ばっかりにしたいということではないんだよね?
黒川:そうですね。お客さんというか・・・・。
小林:でてるほうが。
オノマ:まあ、私たちが集まったら面白いんじゃないかと。
黒川:「ツリメラ」も、普段劇作家や演出家をされている方が歌ったり踊ったりしていて、なんかこう・・・・・すごいじゃないですか。
小林:うん。
坂本:女優さんでもあるけどね。
黒川:その経緯とか。ざっくり言えば、どうすれば私たちセンスよくなれますか?っていうことをお聞きしたいんですけれど。
坂本:あぅ・・・・あはははは・・・・・(哀しい笑い)
小林:センスよく、どういうことをやっていきたいんですか?ああいう(ツリメラの)感じでやっていきたい?
オノマ:ああいう感じではないんですけれど。劇作家というのが、堅苦しく思われるのが嫌だなあと思っておりまして。
坂本:前回の公演の企画会議でも、「女流劇作家短編集」みたいなことはやりたくないねって話をしていて。
小林:その、女流劇作家というのはどういう感じなんですか?
坂本;なんていうのかな。「女性の劇作家が書いた短編集やりますよ」ということにすると、すごく固いし、フェミニズム的なことをやりそうなイメージがあるというか。
小林:ふんふんふんふん。
坂本:そうじゃないことをしたい、と。
小林:書きたいことがまずありますよね。劇作家ですから。
オノマ:それはもう各々勝手に書くだろうと。それぞれ好きに書けばいいよというスタンスで。
坂本:そうね。
オノマ:なんか、「劇作家」って言った時に、こういう感じの(おそらく昭和の文豪をイメージしているであろうポーズをとるオノマリコ氏。)おじさんをイメージされるのが嫌ですし、 坂本さんがさっき言ってたように「女流」とかついちゃうと、なんかフェミニズムなことしてると思われるんじゃないかと。
小林:女流ってフェミニズムかなあ?
オノマ:「女流」ってつくとなんかそういう・・・・。これ、伝わるかどうかわからないんですけれど、劇作家界隈でいうところの「子宮でもの書いてる」感があるというか。
ウェイター:お待たせいたしました。プレミアムリッチコーヒーです。
―子宮の話、ウェイターの登場によりしばし中断―
小林:ちなみに聞いちゃいますけど、子宮でもの書いてる人って誰ですか?
オノマ:例えば・・・・・名前をちゃんと覚えてない人たちです。(キリッ)
坂本:ちょっと待って。
小林:ごめん。そこあんま突っ込んでもあれなところだったかな。
オノマ:いえ、本当に。言えないんじゃなくて覚えてないんですよ。
小林:いや、こうなりたくないっていうイメージを共有できれば、こうなりたいっていう話が出来るかなと思って聞いてみたんだけど。
坂本:おお。なるほど。
ウェイター:メキシカンピラフのお客さま〜。
小林:あ、メキシカピラフでーす。

―このあたりで、注文したオムライスやらメキシカンピラフやらアフタヌーンティーセットやらが続々登場。―
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→そのBへ続く。