- full moon - 縁で出合ったとはちょっと違うな どっちかつうと円だ そういう時代だからな 目覚めが悪いなんて別にいつも1mmもありゃしないさ  夜の仕事は辛い 歩合は世知辛い 人気と比例する売り  指名がなけりゃ 店の気配りを只待つばかり 幾らにもならねぇ  好かれるって大変だな 気に入られるって苦痛だな  綺麗を維持すんのは女の意地だな 顔を載せてもrisky 顔を伏せてもrisky  顧客の満足が幅を利かすcurrently 厳しさ増すNPSC  供給は生き残りに必死 需要は支えるのに筆紙 湿る帆の暗い部屋で  serviceの取引 君が俺の現金で何を買おうと 君が何者だろうと 知ったこっちゃない 訳など興味ない  わずかな時間さ 互い自分の目的を全うしよう dryそれが一番都合がいい  記憶にも記録にも残さない 真実も嘘もここで交わす言葉など捨てっちまえ  気にするは老いてく肉体と絶頂のtiming 跡形もなくなる温もりなんてのは幻想で 所詮は気の所為さ 事が終われば 俺は俺の事で一杯さ 君は次の相手で一杯だ  出しきって閉じる この瞬間いつも思う 本能と滑稽は似てる  「あなただけを生涯愛しつづける」なんてのは非科学だ  feel like makin' love… 尊敬も尊厳もないHIPHOPしてる時は君等をネタにしてんだ 時に酷い比喩で君等を表現する 時にグロい揶揄で君等を抉る HIPHOPになるなら俺は下種な種になれんだ 見送りは要らないよ  適当に「さいなら」でいいよ 誰かに見られてると感じるのは あながち間違いじゃない 着痩せする歓楽街がそうであるように  ふと見上げるneonとbuildingの狭間から現る満月 嘘だろ 気にいらねぇ  世間が俺の夜の顔を知ったら下衆と呼ぶだろうな 世間が君の夜の顔に気付いたら撫すと呼ぶだろうな 判ってねぇ 判ってねぇな 世間を疑うから俺達は合理的になるんだよ  あのお月さんは全く判ってねぇ なんだか妙にprideが滾るぜ  よう お月さんよ もし法がなけりゃ もし時代が違えば 俺と彼女達は下品で淫らでもない あんたが望む Hi!darlin’!! Hi!honey!!ってやつだぜ  心が通う事をあんたは愛と定義したいらしいが 誰も学問に出来ないところをみると 俺の遣り方も愛と呼ばせる事が可能だな 一代限りの代物じゃ認めらんないって事 分かる? だから その満ちた顔引っ込めてくれ こんな夜に全然似合わねぇって  「あなただけを生涯愛しつづける」なんてのは非科学だ feel like makin' love…